アレンジ版戦闘システム/EXコマンド

◆概要
◆EXゲージの詳細
◆EXコマンドの詳細

概要

 

ブレイクゲージ下部に表示されているEXゲージを消費することで行う特殊行動のことをEXコマンドといいます。
EXコマンドは非常に有用なものばかりですが、頻繁に使用できるものではなく、使いどころが重要になります。


EXゲージの詳細

EXゲージの上限は数値で表すと 10000 です。
初期値は通常はゼロですが、ボス戦闘では2500になります。


◆蓄積値と有余値


EXゲージは 「蓄積値」 と 「有余値」 の二種類のパラメータで構成されています。
 蓄積値:戦闘終了後も次回以降の戦闘に持ち越される値(画像の緑色の部分)
 有余値:その戦闘中のみ一時的に増加している値

戦闘が終了すると有余値は消失し、蓄積値だけが残ります。

EXゲージが消費される際は必ず有余値(ゲージの右側)から消費されます。
有余値が無い場合のみ、蓄積値も消費されます。

コマンド選択においてキャンセルキーでコマンドの表示を隠している時は、蓄積値の部分が緑色で表示されます。


◆EXゲージ増加量の補正
EXゲージが 「5000 以上 〜 7500未満」 の部分は、増加量が本来の 3/4 に低下します。
EXゲージが 「7500 以上」 の部分は、増加量が本来の 1/2 に低下します。


◆EXゲージの増加条件

※A〜B,G〜Hは蓄積値が増加します。 D〜Fは有余値が増加します。
A.チェイン数が10の倍数に達した ※チェイン数が30の倍数に達した時はより大きく増加します
B.オーバーエネミーを撃破した  
C.チェインブレイクが発生した ※その戦闘中の初回のチェインブレイク時のみ、蓄積値が増加します。
  2回目以降は有余値が増加します
D.ブレイクゲージが 800 未満まで減少した ※一戦闘中におけるブレイクゲージ量の最低値を、
  より下回ることでEXゲージが増加します。
  既にその値まで減少したことのあるブレイクゲージ量まで
  何らかの形で再度減少しても、EXゲージは増加しません
E.ブレイクゲージが 800 未満の状態で敵が行動した ※敵の行動終了時のブレイクゲージ量が少ないほど大きく増加します
F.戦闘の序盤で不利な状況に陥った ※味方がいきなり戦闘不能や石化状態にさせられるといった、
  不利な状況に陥るほど大きく増加します
G.戦闘に勝利した ※増加量は微弱です
※勝利時の獲得グレードが小さいほど大きく増加します。
  ただし獲得グレードが100以上の場合は、50〜99の場合よりも大きく増加します
※フォワードメンバーのレベルよりも敵側のレベルが高いほど大きく増加します
H.チェインコンプリートを達成した  

※通常よりも少ないバトルメンバー人数で戦うほど、EXゲージ増加量が大きくなります。

EXコマンドの詳細

◆EXコマンドの実行手順
コマンド選択において 「NORMAL ATTACK」 の上隣に位置する 「EX COMMAND」 を選択することで、
各EXコマンドの選択・実行に移れます。



◆EXコマンド一覧
ストライクアタック 【必要EXゲージ 25%】
対象のWTを大幅に後退させる必中の一撃を放ちます。
通常ダメージの威力はノーマルアタックとハードアタックの中間程度です。
この攻撃による通常ダメージの最低値は、ゼロではなく1になります。
AWTが極めて小さい(ATKWTの0.1倍)のも特徴です。
ウェイトキャンセル 【必要EXゲージ 50%】
次の行動のAWTをゼロにします。
次の行動終了時に
Shiftキー を押し続けておく事でも簡易発動 できます。
ウェイトキャンセルでAWTをゼロにした行動では、敵からカウンターアタックされません。
戦闘処理のストップ機能を活用すれば、行動の結果を見た上で
その行動にウェイトキャンセルを掛けるか否かを判断しやすくなります。
ハーフキャンセル 【必要EXゲージ 25%】
必要EXゲージが25%の特殊なウェイトキャンセルです。
特定の行動でのみ発動可能 であり、該当のアビリティやEXコマンドは解説文に [HC可] と表記されています。
一度ハーフキャンセルを発動すると、
以下のいずれかの条件を満たすまで、そのキャラはハーフキャンセルを再発動できません。
 ・そのキャラが [AWTゼロの行動、パス、防御行動、EXコマンド] 以外のコマンドを実行した
 ・そのキャラが [戦闘不能、石化] のいずれかの状態に陥った
 ・戦闘が終了した
アシストムーブ 【必要EXゲージ 25%】
自分以外のユニット一体のWTを大幅に減少させます。
自分のWTよりも小さい値までは減少しません。
対象ユニットのWTをどのくらい減少させられるかは、
タイムゲージ上のTGアイコンのアニメーションで予測できます。
このEXコマンドはハーフキャンセル可能です。
エクステンドチャージ 【必要EXゲージ 25%】
ブレイクゲージを 400 回復します。
オーバードライブ 【必要EXゲージ 100%】
フォワードメンバーのうち一名のあらゆるステータスを、一時的に強化します。

このEXコマンドの詳細は後述しています。
オートドライブ 【必要EXゲージ 50%】
このEXコマンドは、ディープ設定の「一部の運要素の実装」が
ON の時のみ実装されます(デフォルトでは ON )。

このEXコマンドの詳細は、オーバードライブの詳細と併せて後述しています。


◆オーバードライブの詳細

 
 ・オーバードライブの効果:発動時の効果
  ・発動者のHPとTPが一定量回復します
  ・発動者のあらゆる不利状態が自動回復します(オールグリーンをTP無消費で即座に発動する形になります)
  ・ブレイクゲージが一定量回復し、更に敵全体のWTを一定量増加させます
  ・ボス戦闘以外の戦闘では、その戦闘中のBGMが変更されます

 ・オーバードライブの効果:効果時間中
  ・発動者のあらゆるステータスが強化されます。
   更にTスフィア 「リフレックスガード」 と 「カウンターアタック」 をそれぞれ1個分追加装備した状態になります
  ・発動者は敵に与えるWTダメージ量が1.5倍になり、敵から受けるWTダメージ量はゼロになります
  ・効果時間中は、敵が高確率で発動者を攻撃するようになります
  ・効果時間中は戦闘背景とEXゲージの表示が専用のものに変化します
    ※コンフィグで、背景が変化しない設定にすることもできます

 ・オーバードライブの効果持続について
  ・EXゲージがゼロの状態でユニットが行動するとオーバードライブの効果が終了します
  ・オーバードライブを発動しても、それだけではEXゲージは減少しません
  ・オーバードライブの発動中は以下の条件でEXゲージが減少します
    ・WTの経過と共に減少していきます
    ・オーバードライブ発動者が敵にダメージを与えると一定量減少します
    ・オーバードライブ発動者が戦闘不能状態や石化状態に陥ると一定量減少します
    ・その他のEXコマンドを使用することでも通常通りEXゲージが減少します
  ・戦闘が終了するとオーバードライブの効果も終了します。
    この際、EXゲージが50%よりも多く残っていた場合はEXゲージが50%まで減少します

 ・オーバードライブ終了時のブレイクゲージ減少効果
  オーバードライブ終了時に、ブレイクゲージ量が下記の規定値より大きい場合は、ブレイクゲージが規定値まで減少します。
   規定値=戦闘中は 800 、戦闘終了時は 1200


◆オートドライブの詳細
このEXコマンドは、ディープ設定の 「一部の運要素の実装」 が ON の時のみ実装されます(デフォルトでは ON )。
一定確率で自動的に発動するオーバードライブであり、通常のオーバードライブとは仕様が異なる部分がいくつかあります。

 ・オートドライブ発動に関する仕様
  ・「EX COMMAND」 から任意で実行することはできません
  ・EXゲージが 50%以上 溜まっている状態でユニットが行動した直後に、一定確率で自動発動します
  ・発動確率は現在のEXゲージ量に比例します
  ・パスなどの「AWTの小さい行動」を短い間隔で再実行した場合は、発動することはまずありません

 ・その他、通常のオーバードライブとの仕様の違い
  ・「WTの経過」や「発動者からの敵へのダメージ」によるEXゲージ減少量が1.5倍になります
  ・誰がオートドライブを発動するかは、フォワードメンバーの中からランダムで決定されます。
   ただし、現在戦っている敵とストーリー上の関わりが強いキャラが戦闘に参加している場合は、
   そのキャラが優先的にオートドライブを発動するケースもあります
  ・戦闘不能者がオートドライブを発動する可能性もあります
  ・チェインブレイク中でも発動する可能性があります。この場合はチェインブレイク状態から復帰します
  ・発動時にブレイクゲージが400未満の場合は、ブレイクゲージが400まで回復します。
   それ以外のブレイクゲージ回復効果はありません
  ・戦闘終了時にEXゲージが25%よりも多く残っていた場合はEXゲージが25%まで減少します

 ※オーバードライブ(オートドライブ)発動のキャンセル
  オーバードライブの発動演出中に キャンセルキー を押し続けると、オーバードライブの発動をキャンセルできます。
  オートドライブを発動せずにEXゲージを温存しておきたい場合や、
  発動者がランダム決定される際に、望ましくないメンバーがランダム決定されるのを阻止する場合などに活用してください。


◆EXコマンドの実行によるブレイクゲージ減少について
エクステンドチャージとオーバードライブ(オートドライブ)以外のEXコマンドは、
ブレイクゲージが 800 より大きい状態で実行すると、ブレイクゲージが一定量減少します。
この場合のブレイクゲージ減少は残り 800 でストップし、それより減少することはありません。